旧車の人気

電卓と硬貨

旧車のマニア市場

旧車とはクラッシックカ―やヴィンテージカーと言われる旧型の車で、通常の中古車と異なり、希少価値を求めて消費者がこれを購入する車両です。すでに生産が終了している車や、登録台数が少なく、販売当時に一世を風靡したような車両が現代に蘇るという概念で、あえて現在の車にないアナログさやクラシカルなスタイルに注目が集まります。年が経つにつれて新陳代謝する自動車業界ですが、新たな技術が車を便利に変化させる中、いつまでも変わらぬ良さを求める旧車ファンが旧車に価値観を見出します。とくに1970年代は高度経済成長期で1980年代に来るバブル期までは、日本で自動車市場活況となり、欧米の大型車両のデザインが大きく反映され、若者の間でハイクラスカーに人気が高まりました。

LAURELの魅力

旧車としてファンに人気が高い車両に日産ローレル(LAUREL)があります。ローレルは1968年にハイクラスカーとして、セダンとクーペの2タイプで生産され、1977年にモデルチェンジした3代目C230系モデルまでがクーペの設定があり、4代目C31系から4ドアのみの設定として存在しました。2003年で生産終了となった8代目C35系でローレルは後継モデルであるティアナとして事実上のモデル消滅となり、ローレルが幻の名車となりました。中古車市場で旧車としてファンに人気が高いモデルは2代目のC130系の2ドアクーペで5速オートマと最大排気量2.8Lという大型エンジンを搭載しており、3ナンバーサイズとして当時の若者の憧れでした。当時若者に手の届かないハイオーナーカ―であったローレルが、現在40代以上の当時の若者の旧車ファンに人気が高まっています。中古車としてはレストア済みで程度の良い車両が人気です。過去のオーナーにおいてしっかりとメンテナンスされている車両が中古車市場で高値を付け、また、ローレルのように生産終了した当時の人気モデルが今後も希少価値が高まることで、これを求めるオーナーがいるのです。